熨斗(のし)とは、のし紙の右上にあるひし形のような柄(熨斗アワビ)の事をさします。
本来はアワビをかつらむきにし乾燥させ、紅白の紙にそのアワビを挟んで水引で結び、おめでたい時の贈答品に使用していました。
それが簡略化され、熨斗アワビだけが残り現在はのし袋やのし紙になっています。そして、用途によってのし・水引きを使い分けます。
【紅白蝶ちょ結び】
御歳暮・御中元・御祝など何度あってもいい慶事で使用します! なぜなら何度でも結ぶ事が出来るように水引が結ばれていて、何度起きても良いという意味からです。
【紅白結びきり(のし有り)】
内祝・寿など結婚の引き出物やお返しの際、あるいは御見舞いの御礼の品(全快の場合)に使用します!なぜなら1度結んだらほどけないように水引が結ばれていて、おめでたい事なので、のし付きののし紙です。
【黄のし】
志・粗供養など弔事の際に使用します。3回忌以降、亡くなってからしばらく日がたった時に使う事が多いです。
【ハスのし】
志・粗供養など弔事の際に使用します。亡くなって間もない時に使う事が多いです。
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